ED治療薬四天王ガチンコ対決の行方？

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皆さん、こんにちは。オオサカ堂です。

風薫る五月、今回のオオサカ堂ブログのテーマは、
勃起不全（ED）治療薬に関してです（healthline参照）。

タイトルに「四天王」と銘打ったのは、
いま現在、下記の4種がメジャーなED治療薬だからです。

• シルデナフィル （バイアグラ）
• タダラフィル （シアリス）
• バルデナフィル （レビトラ）
• アバナフィル （ステンドラ）

これらED治療薬はいずれも、PDE５阻害剤と呼ばれています。

PDE５とは「ホスホジエステラーゼ5」という酵素のことで、
これを説明するために、少し専門的になってしまいますが、
勃起のメカニズムを見ておく必要があります。

勃起のメカニズム

勃起とは、ペニス内にある「陰茎海綿体」と呼ばれる
スポンジ状の２本の組織に血液が流れ込む現象です。
血液が流れ込むためには、血管が弛緩/拡張していなければなりません。

ｃGMP（サイクリック・グアノシン-リン酸）という、
血管を弛緩/拡張させる物質があり、これぞ勃起ドラマの立役者。

ｃGMP増加　→　血管の弛緩/拡張　→　勃起　　というわけです。

しかしながら、勃起もいつかは終わりを迎えます。

勃起不全も困りものですが、いつまでも勃起が続くのも厄介です。

勃起には、これを終息させる酵素があり、先ほどのPDE５がまさにそれ。
PDE５という酵素が分泌されると、ｃGMPが分解され（減少し）、
血管の弛緩/拡張が止まり、勃起が終了します。

要するに、勃起とは、このｃGMPとPDE５という、
二つのバランスがコントロールしているとも言えるわけで、
簡単に示すと、以下のとおり。

PDE5　＜　cGMP　　→　　勃起の始まり
PDE5　＞　cGMP　　→　　勃起の終わり

PDE５が阻害される（減る）と、
勃起の立役者であるｃGMPが増え、
血管が弛緩/拡張し、勃起がスタートします。

逆に、PDE５が阻害されない（増える）と、
cGMPが減り、勃起がフニャ～と終わります。

もうお分かりでしょう？

これが、ED治療薬＝PDE５阻害剤と言われる所以です。

ED治療薬の四天王について

PDE5阻害剤＝ED治療薬である、
バイアグラ、シアリス、レビトラ、ステンドラ。
摂取タイミング、効き目の持続時間、値段、副作用など、
それぞれに特徴があります。

１）摂取のタイミング

バイアグラ：性交前30-60分
シアリス：性交前30分
レビトラ：性交前60分
ステンドラ：性交前15-30分

２）効き目の持続時間

バイアグラ：4時間
シアリス：最大36時間
レビトラ：4-5時間
ステンドラ：6時間

値段につきましては、
オリジナルとジェネリック（後発薬）では
倍ほども違いますし、メーカーによっても異なります。

副作用につきましても、
バイアグラ＞レビトラ＞シアリス＞ステンドラ　と、
開発が新しいものほど少ないとされていますが、
個人差による面が大きいため、詳細は割愛させていただきます。

シアリスvs.バイアグラ

シアリスだけは、他３つのED治療薬と異なり、
前立腺肥大症へ処方が認可されています。

両者ともに性交前30分あたりで服用しますが、
シアリスは他と比べ、最大36時間という、
段違いの持続時間の長さを誇ります。

また低用量（2.5mg）の毎日服用できるタイプもあり、
これによって一定の成分が常に体内に残存し、
いつでも「OKです」と言えるようになります。

レビトラvs.バイアグラ

後発のレビトラは、バイアグラに比べ、
もろもろの副作用は少ないとされています。

ネット上にはレビトラの即効性を謳うサイトもありますが、
参考にしたhealthlineによると、
バイアグラが30-60分で効き始めるのに対し、
レビトラは約60分です。

ステンドラvs.バイアグラ

ステンドラは開発の新しいED治療薬で、
まだジェネリックが流通していません。

その一番の特長は、即効性。
100mgや200mgの服用で、15分で効き目が現れます。

また他と比べ、副作用も少なめで、
バイアグラなどにありがちな、目まい、吐き気、
視界の変化、筋肉痛はほとんどありません。

今回のオオサカ堂ブログは、
主要なED治療薬４つのご紹介でした。

ガチンコ対決！とまでは行かなかったかもですが、
男性諸氏の「ナニ」かの参考になれば幸甚です。

今後とも、オオサカ堂を宜しくお願い申し上げます。