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皆さま、こんにちは。オオサカ堂です♪
本日のテーマは、「腸内フローラ」です。
昨今、メディアでも取り上げられることが増えているので、
聞いたことのある方も多いと思います。
最近、『脳はバカ、腸はかしこい』という本を読みました。
腸内環境の研究で有名な、カイチュウ先生こと藤田紘一郎先生の書物です。
「腸は第二の脳」なんて言われることがありますが、
いやいや、脳なんてものよりも、腸の方がずっと大切なんだよ(生命体にとってより根源的)
ということを説いた本ですが、なかなか興味深いものがありました。
さて「腸内フローラ(腸内細菌叢)」とは何でしょう?
腸内フローラ(腸内細菌叢)とは?
■ 腸内は、お花畑のように細菌が咲き乱れているところ
「フローラ」は「お花畑」のことですが、
私たちの腸内は、まるでお花畑のように、
無数の腸内細菌が生息しております。
この腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種があり、
これらのバランスを保つことが健康につながるとされ、
逆にこのバランスが崩れると、心身ともに万病を引き起こすと言われています。
便秘や下痢のほか、
免疫力の低下、アトピーや喘息、花粉症などのアレルギー疾患、
肥満や糖尿病、うつや認知症、自閉症など様々な心身の不調に、
腸内フローラの乱れが関係しているということが研究で分かっています。
さて、今回オオサカ堂がご紹介するのは、
この腸内フローラのバランスを良くする、
腸内の菌活に有用な食材およびサプリメントです。
(PhysiciansCommittee 参照)
1.エルサレムアーティチョーク
いきなり、こんなの出して、スミマセン…。
あまり馴染みのない食材ですね。
見かけはショウガみたいですが、和名では「菊芋」と呼ばれ、
日本でも健康食品として見直されつつあるようです。
ですが、まだよく食卓に上がる食材とは言えないかも知れません。
このエルサレムアーティチョーク、
イヌリンという不溶性食物繊維が豊富です。
プレバイオティクスとして、たいへん優秀です。
「プレバイオティクス」なんて難しい言葉を使って申し訳ないですが、
腸内の菌活をする上で、この概念を避けて通るわけには参りません。
同じ理由から、「プロバイオティクス」も。
プロバイオティクス:
乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌などの善玉菌は、
お腹の腸内細菌のバランスを整え、腸内の異常状態を改善し、
健康に良い影響を与えてくれますが、
これらを摂取することを、「プロバイオティクス」と言います。
プレバイオティクス:
善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを摂取することを、
「プレバイオティクス」といいます。「プレ」は「前もって」という意味なので、
「前もって善玉菌の元を摂る」って感じでしょうか。
さてこのエルサレムアーティチョーク、
不溶性食物繊維のイヌリンが、プレバイオティクスとして優秀な働きをします。
イヌリンは、小腸を通り抜けて大腸に達すると、そこで発酵をスタートさせます。
この発酵により、健康的な腸内のフローラが花を咲かせます。
イヌリンは、エルサレムアーティチョークの他にも、
アスパラガス、ネギ類、タマネギ、バナナなどにも豊富に含まれています。
2.バナナ
イヌリン豊富なバナナですが、
腸内バクテリアたちの間でも評判の良いフルーツです。
バナナは、腸内でピースメーカー(調整役)のような役割をします。
バナナは、胃の不調・むかつきの際に好んで食べられますが、
これは腸内の細菌・バクテリアのハーモニーを調整する働きがあるからです。
バナナは他にも、カリウムやマグネシウムが豊富なので、
抗炎症作用もすぐれています。
3.ポレンタ
ポレンタ、ご存じない?
またしても、馴染みのない食材で、スミマセン…。
ポレンタはもともとイタリア料理で、
トウモロコシを粗引きした粉を、湯やだし汁で捏ねながら煮上げて食します。
ポレンタの原料となるトウモロコシは食物繊維の多い食材で、
大腸に達すると発酵を始め、腸内環境の健康を促進します。
4.ブロッコリー、ケール、キャベツ、カリフラワーなど、アブラナ科の野菜
アブラナ科の野菜には、グルコシノレートとして知られる、
硫黄を含んだ代謝物が含まれています。
グルコシノレートは、腸内の微生物によって分解されると、
抗炎症作用を発揮する物質を放出します。
これにより、胆嚢や大腸、肝臓、肺、乳房、胃などの、
がんのリスクを軽減するとされています。
グルコシノレートは、往年のTVゲーム「パックマン」 のように、
大腸内の発がん性物質を捕まえて、体外に排出させます。
アブラナ科の野菜を多く摂る人は、大腸がんに罹患するリスクが、
そうでない人より18%も低かったという研究結果もあります。
5.ブルーベリー
目に良いアントシアニンを含むことで知られるブルーベリーですが、
抗酸化作用にすぐれたスーパーフードです。
ブルーベリーは、腸内の微生物叢を多様化させて、免疫機能を高めます。
腸内細菌叢の多様化?
つまり、フローラが色々な花(微生物)を咲かせるってことですね♪
6.豆類
マメ科植物は腸内で、短鎖脂肪酸(SCFA)を産出させます。
短鎖脂肪酸は、腸内の細胞を強化し、微量栄養素の吸収を促します。
豆類は、腸内の善玉菌を増やすことで、免疫系の機能を高めます。
また、食物繊維、たんぱく質、葉酸、ビタミンB群など、
栄養素が豊富で、健康な腸および健康な脳をサポート!
豆類は、満腹感を与えつつ脂肪の蓄積を抑えるので、
減量にも効果的です。
7.ザワークラウト、キムチ、納豆、醤油など植物性の発酵食品
植物性の発酵食品は、
腸内フローラ満開にとっての真打ちと言えるのではないでしょうか。
納豆やキムチは、納豆菌や乳酸菌などの、
生きた善良な微生物を腸内に直接もたらします。
これを、プロバイオティクスと言うのでしたね。
健康な微生物を摂ることで、不健康な微生物が追い出され、
ミネラル等の吸収性が向上し、腸内から全身の健康に寄与します。
植物性の発酵食品は、正真正銘のプロバイオティクスです。
腸内細胞を健康にし、免疫系を向上させ、アレルギーを退治し、
大腸がんのリスクを軽減し、下痢や便秘を改善します。
さて、以上のように、
腸内環境の改善に良いとされる食材をご紹介してきました。
しかし、オオサカ堂は、これらの食材・食品の取り扱いはございませんので、
これに代わる/補完となる/強化するサプリメントをご提案させていただきます♪
あなたの腸内環境は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスがとれていますか?
カラダの調子がずっと良くない…。うつっぽい、気分が塞ぐ…。
ひょっとして「腸内フローラ」の乱れに原因があるのかも?
上記のような食材・食品およびサプリメントを利用して、
花ざかりの森のような腸内フローラを得て、本当の健康を手に入れてください♪
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